お酒が好きな方なら、一度は二日酔いを経験したことはありませんか?。

お酒を飲んでいる時は楽しくて、ついつい飲み過ぎてしまいますが、翌日になると身体がだるくて気持ち悪い、頭が痛い…二日酔いは二度と体験したくないですよね。

二日酔いの改善には、胃や腸に負担をかけずに新陳代謝をアップさせるのが効果的です。

 

【二日酔いのメカニズム】


体内のアルコールは、肝臓のアルコール脱水素酵素によって「アセトアルデヒド」という物質に分解されます。このアセトアルデヒドは、酢酸に分解された後、さらに最終的に水と二酸化炭素(炭酸ガス)に分解されて体外へ排出されます。

しかし、お酒を飲みすぎてしまうとアセトアルデヒドが体内に残ってしまい、これが二日酔いの原因となります。

【日本人はお酒に弱い】


日本人はアセトアルデヒドを分解する酵素の働きが弱く、ほとんどの方が酵素が働きにくい「低活性型」か、全く酵素が働かない「不活型」に当てはまります。その一方で、海外の方は分解酵素の働きが活発なので、お酒が強く、二日酔いにもなりにくいのです。

【東洋医学的な二日酔い対策】


二日酔いの頭重感や頭痛を和らげるためには、身体の新陳代謝を促す手少陽三焦経(てしょうようさんしょうけい)の和髎(わりょう)を刺激するのがお薦めです。お酒と一緒に脂っこいものを食べて過ぎて胃がムカムカするなら中脘(ちゅうかん)を刺激しましょう。

また、肝臓の働きを促進する魂門(こんもん)、築賓(ちくひん)を刺激して解毒作用を高めるのも非常に効果的です。経穴を刺激することで症状を緩和することはできますが、肝臓の疲れは身体の疲れでもあるので、肝臓を休ませてあげることも忘れないようにしましょう。

【ツボ】 


・和髎(わりょう)…耳の上側の付け根前にあるくぼみです。耳、鼻、眼、口などの機能回復にも役立つとされています。

・築賓(ちくひん)…内くるぶしから親指5本分上にきて、そこから指1本分後ろへ下がった位置にあります。

・中脘(ちゅうかん)…みぞおちとおヘソの中間部分にあります。目安としては、おヘソの上から親指を抜かした指4本分上あたりにあります。